2017年 02月 26日
葬儀の日の記事です。 ↓ サンの亡骸の写真があります。 見ても大丈夫、という方だけ お読みください。 **** 葬儀をお願いした 長福寺(ペット霊園ソウルメイト)さんは 栃尾の街中から少し山に入った場所にありました。 以前こちらを利用した知人から 良い供養ができたと聞いていました。 本来人間の供養をする 本堂で供養していただけるなんて‥。 読経の間住職さんが身につけていた数珠を サンの手にはめてくださいました。 サンよかったね、これで安心だね。 昨夜、死にゆく苦しみの中にいる サンを見ていたら ふと、今サンは あの世に生まれていく苦しみの中に いるのだと思いました。 息が弾み苦しそうにしていたサンの表情は 心臓が鼓動を止めるやいなや みるみるうちに穏やかになっていきました。 サンはもう痛みや 苦しみのない世界にいったのだと 思うことができました。 乱れた被毛に 丁寧に櫛を入れてやったら ノルウェージャンらしくふんわりとして まるで若い猫に戻ったようにさえ見えました。 この穏やかな最期の姿に どれだけ私たち夫婦が救われたことか。 本当に最後まで親孝行な娘でした。 **** 火葬炉へ運ぶ台の上には 私の手で抱き上げて寝かせました。 持たせたいものを 前足の間に挟んでやってください、と 住職さんに促されて 私たち夫婦とサンで撮った家族写真と サンの親猫の写真、 好物の餌を持たせました。 写真の裏には住所と名前 天国での待ち合わせの場所を書きました。 夫はこの子が困っていたら手を貸してやってほしい、 何かあったら連絡をください、と 名刺の裏に 誰に宛てるでもない手紙を書いて持たせていました。 かわいい かわいい 私のサン。 その姿も、これが見納めです。 住職さんの手で火葬炉に運ばれ サンはもう二度と 手の届かないところへ行ってしまいました。
by I-Love-Plants
| 2017-02-26 23:59
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